「アクアフォトミクス・デー」がブルガリア国営通信(BTA)で紹介されました

左から:重岡昌吾氏(ゆの里)ルミヤナ・ツェンコヴァ教授(神戸大学)奥迫加代子氏(ドクターリセラ)。EXPO 2025大阪・ブルガリア館で開催された「アクアフォトミクス・デー」にて。

EXPO 2025大阪・ブルガリア館で開催された「アクアフォトミクス・デー」が、ブルガリア国営通信(BTA)に掲載されたことを大変うれしく思います。この記事では、本イベントの科学的および文化的な意義が紹介されるとともに、神戸大学においてアクアフォトミクスを創始したブルガリア出身のルミアナ・ツェンコヴァ教授の功績が称えられています。

以下に、読者の皆さまにわかりやすくお伝えするため、元記事(ブルガリア語)の日本語訳を以下に掲載いたします。

ソース: https://www.bta.bg/bg/news/lik/979571-balgarski-uchen-v-tsentara-na-denya-na-akvafotomikata-na-ekspo-2025-v-osaka

※原文はブルガリア国営通信(BTA)に掲載された記事です。

EXPO 2025大阪「アクアフォトミクス・デー」で注目を集めたブルガリア人研究者

2025年10月1日、5月から開館しているEXPO 2025大阪のブルガリア館において、新しい科学分野「アクアフォトミクス」にとって記念すべきイベント「アクアフォトミクス・デー」が開催されました。
アクアフォトミクスは、日本を拠点とするブルガリア出身のルミヤナ・ツェンコヴァ教授によって創始された科学であり、水分子同士の“つながり”を光によって探究し、その結合状態が人間、動物、植物、さまざまな溶液中における水の機能や特性をどのように決定づけるかを明らかにします。

本イベントは、EXPO 2025大阪のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン ― 共創による持続可能性 ― 命をつなぐ」と深く呼応し、日本の企業、学術界、そして多くの来場者から大きな関心を集めました。

午前の部では、日本の映画監督・西嶋航司氏によるドキュメンタリー映画『Pale Blue Dot(ペイル・ブルー・ドット)』が上映されました。この作品は、水が神道において果たす中心的な役割から、アクアフォトミクスの視点、さらには宇宙的な意義に至るまで、水の存在の重要性をたどる内容です。この映画は、2024年9月にブルガリアでも上映されていました。

午後には、アクアフォトミクスの国際シンポジウムが館内で開催され、農業、獣医学、人の健康、産業技術など、多様な分野における応用研究が紹介されました。体験セッションでは、来場者が携帯型分光光度計を用いて計測に参加し、手のひらから“アクアグラム”と呼ばれる、水分子の瞬間的な状態を可視化したグラフィック画像を作成することができました。さらに、日本の化粧品企業2社が、アクアグラムを用いて肌のうるおい、弾力、全体的なコンディションを解析し、最適な製品を提案するデモンストレーションを行いました。

この日の名誉ゲストとして、在日ブルガリア共和国大使マリエタ・アラバジエヴァ氏が出席し、デモンストレーションにも参加されました。イベントの最後は、日本人ダンサーたちによるブルガリア民族舞踊で締めくくられ、「つながり(Connectedness)」というテーマを象徴的に体現する、心温まるフィナーレとなりました。