録画
フックス先生の貴重なご講演に心より感謝申し上げます!
ご質問やご感想がありましたら、ぜひ YouTube 動画のコメント欄にお寄せください。私たちが責任をもってフックス先生にお伝えいたします。

親愛なる友人・同僚の皆さまへ
今月のアクアフォトミクス春季ウェビナーでは、実験物理学および水の物理化学を専門とする優れた研究者、エルマー・C・フックス博士をお迎えできることを、大変光栄に思います


エルマー・C・フックス博士(Dipl.-Ing., Dr. techn.)はオーストリア出身の著名な科学者で、水の実験物理学および物理化学の専門家です。2008年9月より、持続可能な水技術の欧州卓越研究センターである Wetsus に勤務し、ポスドク研究員からテーマコーディネーター、プログラムマネージャーを経て、現在は科学経営陣の一員として Wetsus 事業開発・連携チームを率いています。
フックス博士は50本を超える査読付き論文を発表しており、Wetsusにおいて研究と技術開発に広く携わってきました。彼の研究には、レーザー実験室での共同研究、中性子散乱研究、NMR測定、水の量子場理論に関する実験的アプローチなどが含まれます。学術的な貢献は多岐にわたり、微生物による炭酸カルシウム沈殿、日食、水の液液相転移、電気的に閉じ込められた水の動態研究など、多彩な論文を発表しています。その成果は国際的な学術誌で高く評価され、数多くの賞や栄誉を受けてきました。
また、フックス博士にはあまり知られていない興味深い一面もあります。多才で幅広い関心を持ち、ドイツ語・英語・オランダ語に堪能で、イタリア語とラテン語の基礎知識も有しています。日本文化への敬愛も深く、居合道や剣道といった武道を実践しています。さらに音楽・絵画・写真・詩・天文学といった芸術活動も楽しんでおり、Spotify で彼の音楽を聴くこともできます!

このウェビナーでは、フックス博士が「浮遊水橋」と呼ばれる興味深い現象についてお話しされます。
純水を満たした2つのビーカーに貴金属電極を通して直流電圧(15~20kV)をかけると、両ビーカーの間に液体の橋が形成されます。液体の動きは電気流体力学によって説明することができ、分子レベルではフォノン結合による液体間の二次相転移が起こります。さらに純水の電気分解が進行し、化学量論比が崩れたプロトン性に帯電した水が生成されます。

また、あまり知られていない事実として、フックス博士がこの浮遊水橋に関する研究成果を初めて発表した際(The Floating Water Bridge, Journal of Physics D: Applied Physics, 2007)、わずか2日間で世界中から膨大な数のメールや電話が寄せられ、対応に追われるほど大きな反響を呼びました。その注目度の高さから、科学誌 Nature によるインタビューまで依頼されたのです。
したがって、このウェビナーにおいてフックス博士が「浮遊水橋」にまつわるご自身の物語を語り、最新の研究成果をご紹介くださることは、私たちにとって大きな名誉であり、喜びであり、また特別な機会となります。

ウェビナーは日本時間 3月26日 午後5時から 開催します。ぜひカレンダーにご予定を入れて、お見逃しのないようご参加ください。
開催形式はこれまでどおり Zoom で、どなたでも無料で参加いただけます。お申し込みは、下の 「Sign up」フォーム からお願いいたします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
アクアフォトミクス春季ウェビナー – スケジュール
日時
開催日:2024年3月26日(火)
開始:日本時間(JST)午後5時 / 中欧時間(CET)午前9時 / 米国東部時間(EST)午前3時
終了:日本時間(JST)午後6時 / 中欧時間(CET)午前10時 / 米国東部時間(EST)午前4時
