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親愛なる友人・同僚の皆さまへ

今回のウェビナーでは、理論素粒子物理学、データサイエンス、人工知能、そして意識の科学的探究の分野において大きな貢献をされてきた著名な物理学者 ヨアヒム・ケプラー博士 をお迎えできることを大変うれしくお知らせいたします。

ケプラー博士はエアランゲンのフリードリヒ・アレクサンダー大学で物理学を学び、量子場理論を専門とし、理論素粒子物理学の研究で博士号を取得しました。その後、産業界の研究開発に携わり、データサイエンスや人工知能の分野で要職を歴任しました。基礎物理学的な原理の探究に加えて、意識をどのように統一的な世界観に位置づけられるかという問いを一貫して追求してきました。2012年には、私的財団の支援を受けて意識の科学的研究に特化した研究所 DIWISS を設立し、理論物理学・認知神経科学・心の哲学の交差点に立つ学際的アプローチを推進しています。

ケプラー博士の研究の中心は、意識的プロセスを支える基本メカニズムを明らかにすることにあります。その目的に近づくため、彼は脳のダイナミクスを量子場理論的にモデル化し、意識の神経相関にとって中心的な特徴である「集合現象の出現」や「同期した神経活動パターンの形成」に新たな光を当てています。

今回の11月のウェビナーでは、「意識状態の形成における脳の神経伝達物質‐水マトリックスの役割」 と題した講演を行います。このモデルは、電磁場の真空ゆらぎ(ゼロ点場:ZPF)と脳の相互作用を扱っており、その中で神経伝達物質‐水マトリックスが重要な役割を果たすと考えられています。

モデル計算によれば、神経伝達物質‐水マトリックスとZPFの共鳴結合によって巨視的な量子コヒーレンスが生じ、同期した神経活動パターンが形成されます。この際、特定のZPFモードが結合に応じて増幅されます。もしZPFが単なるエネルギー場にとどまらず、本質的に意識をもつ媒体であると仮定すれば、特定のZPFモードの増幅は、特定の意識状態の活性化として解釈できます。つまり、脳はZPFという「鍵盤」で和音を奏でることによって、幅広い意識状態を生み出している可能性があるのです。

ウェビナーはこれまでどおり Zoom 上で開催され、どなたでもご参加いただけます。ぜひカレンダーにご予定を加え、2023年11月27日(月) のウェビナーにご登録ください。当日の参加リンクおよび必要な情報は、事前に「Sign up」フォームからお申し込みいただいた方へ、イベント当日にお送りいたします。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております!


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