AquaGrammar (プレビュー版)

AquaGrammar は、MicroNIR のデータファイルから Classic-12 WAMACS Aquagram® を作成します。水に関連する 12 の波長を示すレーダーチャートで、アクアフォトミクスにおいて水分子系を比較するために広く用いられているものです。Windows 向けの無償ソフトウェアで、サンプルデータを同梱しているため、何も準備せずに最初の Aquagram® を作成できます。


開発の背景

多くの方にとって、Aquagram® との最初の出会いは、論文に掲載された完成図です。読み解くには習熟が必要ですし、自分で作ろうとすれば、一枚のチャートを目にする前に、処理の流れを自分で組み立てなければなりませんでした。

AquaGrammar は、その最初の壁を取り除きます。承認済みのワークフローを 1 つだけ適用し、正規化も、標準化も、繰り返しの平均も、毎回同じ手順で行います。そのため、同じファイルからは誰が開いても同じチャートが得られます。設定する項目はありません。そこが要点です。学んでいただきたいのは結果の読み方であって、ツールの調整方法ではないからです。

4 つのステップ

  1. ファイルを開く。 準備済みの MicroNIR .sam、ベンダー CSV、ベンダー XLSX。あるいは同梱の 2 つのデータセット(Natural Systems と Water)から。
  2. サンプル群を選ぶ。 処理する群を選択します。それ以外はすべて除外されます。
  3. 行を処理する。 群を平均する、加算する、基準となる群から減算する。あるいはそのまま次へ進めることもできます。
  4. Aquagram® を読む。 12 の水の座標に、行ごとに 1 本の線。チャートは PNG・JPG、その元になった数値は XLSX・CSV で書き出せます。

画面表示は日本語と英語に対応しており、いつでも切り替えられます。ドキュメントもすべて両言語で用意しています。

こんな方に

準備済みのスペクトルから Aquagram® を作成し、その意味を理解したい方に。アクアフォトミクスが初めての方、教える立場の方、この手法がご自身の研究に合うかを見極めたい研究者の方に向いています。

この先について

本ソフトウェアはプレビュー版であり、機能は意図的に絞り込んでいます。次に何を作るかは、利用者の皆さまの声で決まります。ご要望として特に多くいただいているのは、次のような機能です。

  • MicroNIR 機器への接続と制御
  • プロジェクトやセッションの保存
  • 手動での前処理、および WAMACS 波長の編集
  • PCA、SIMCA、PLSR など各種モデリングへの対応

まずはこちらから

  • AquaGrammar — 概要、チュートリアル、ユーザーガイド
  • はじめに — 同梱データを使って、数分で最初のチャートを作成
  • AquaGrammar の仕組み — スペクトルに何を行うかを、処理の順に解説
  • ダウンロード — Windows 10 / 11。アカウント登録もライセンスキーも不要です。

ご質問、不具合のご報告、また必要だった機能が見つからなかった場合は、aquagrammar@aquaphotomics.com までお寄せください。