AquaGrammar Help
用語集とよくある質問
用語
吸光度(Absorbance) — 各波長で、試料がどれだけ光を取り込むか。AquaGrammar が 扱う測定値です。
Aquagram® — AquaGrammar が作成するレーダーチャート。プロットした行ごとに 1 本の 閉じた線を、Classic-12 の 12 座標に沿って描きます。設定された解析の視覚的な要約で あり、診断ではなく、元のスペクトルの代わりでもありません。
Aquaphotomics — 光と物質の相互作用、特に水に関連するスペクトルパターンを研究し、 系の状態を記述する手がかりを得る学問。適切な実験設計と解釈が必要です。
基準(Baseline) — 減算操作で、ほかの選択した行が比較される 1 つの行。調整した 各行が、それぞれ 1 件の結果になります。
Classic-12 — AquaGrammar がプロットする 12 の WAMACS 座標。水の第1倍音の中で 実験的に見いだされ、1342〜1512 nm にあります。プレビュー版はこの組を使い、変更は できません。
結合音(Combination band) — 1190 nm 付近の水の吸収。O-H 伸縮の第1倍音と O-H 変角が結合したものです。第1倍音より弱いため、厚い試料や吸収の強い試料に適します。 SNV の 3 つの範囲のうちの 1 つです。
第1倍音(First overtone) — 1300〜1600 nm 付近の水の吸収領域。AquaGrammar の 既定の SNV 範囲の表示は 1300–1600 nm で、実際には 1298〜1601 nm の間にあるすべての測定点を対象とします。Classic-12 の 12 座標がすべてこの中にあります。SNV の既定の範囲です。
NIR スペクトル — 近赤外領域で、波長に対して並べた測定値。入力となる証拠であり、 Aquagram® はそこから導かれる要約です。
摂動(Perturbation) — スペクトルの応答を調べるために与える定義された変化、 または定義された条件の比較。プレビュー版は準備済みファイルを読むだけで、摂動を 与えたり機器を制御したりはしません。
前処理(Preprocessing) — 解析の前に適用する、文書化された変換。プレビュー版は 固定の手順(SNV、標準化、繰り返し平均)を適用します。手作業で調整することはできず、 選べるのは SNV の範囲だけです。
処理済み行 — 平均・加算・減算で作った行。元の群と並んで扱われ、プロット、 名前の変更、削除ができ、別の操作の入力にもなります。
来歴(Provenance) — 結果がどこから来たかの記録。元ファイル、選択した群、 ワークフローのバージョン、SNV の範囲、各行の式が含まれます。チャート上部に表示され、 出力にも書き込まれます。
反射率(Reflectance) — 試料が返す入射光の割合。吸光度と関係はありますが、 同じものではありません。
繰り返し(Repeat) — 同じサンプルを複数回測定したうちの 1 回。Stone1 (n=15) は 15 回の繰り返しを意味します。繰り返しは群の中で平均されます。
サンプル群 — ファイル内で名前が付いた繰り返しのまとまり。ステップ 2 で選ぶ対象で あり、平均は群の中で行われ、群をまたぐことはありません。
SNV(Standard Normal Variate) — 1 つの測定から自身の平均を引き、自身の標準偏差で 割って正規化する方法。全体のレベルではなく形で比較できるようになります。
標準化(Standardization) — SNV のあと、ファイル内のすべての測定にわたって各波長を (値 − 平均) / SD として共通の土俵に載せること。
系の状態(System state) — 調べている系の状態。Aquagram® は関連するパターンの 可視化に役立ちますが、それだけで医学的・生物学的な結論を示すものではありません。
WAMACS — 水マトリクス座標。水に関連する特定の吸収バンドが見いだされる波長域です。 Classic-12 を参照してください。
よくある質問
このヘルプは誰のためのものですか。 MicroNIR ファイルから初めて Aquagram® を作る方のためのものです。経験のある方にも、 固定ワークフローが何を行うかを明示した AquaGrammar の仕組み が役立つはずです。
何で練習すればよいですか。 同梱の 2 件、Demo 1(Natural Systems)と Demo 2(Water)です。常に利用でき、 何をしても元に戻せます。
MicroNIR をつないで測定できますか。 できません。プレビュー版が読むのは、準備済みの .sam、ベンダー CSV、ベンダー XLSX です。機器に接続することはありません。
SNV の範囲はどれを選べばよいですか。 まず第1倍音 1300–1600 nm を使ってください。既定であり、公表された aquagram の 手順に一致します。試料が厚い、または吸収が強く、第1倍音側で検出器が飽和する場合は 結合音帯に切り替えます。理由は AquaGrammar の仕組み をご覧ください。
ファイルが開けません。 Classic-12 の範囲を含む MicroNIR .sam、ベンダー CSV、ベンダー XLSX であることを 確認してください。別の形式の拡張子を変えても読み込めません。表示されたメッセージを 控えて、トラブルシューティング をご覧ください。
Aquagram® は何かを診断しますか。 いいえ。スペクトル座標を可視化するものです。チャートだけで診断や治療方針、生物学的な 結論が示されることはありません。意味は、その背後にある実験から生まれます。
やり直すには。 リセットボタンはありません。左側で前のステップを選べば内容を失わずに戻れます。 別のファイルを開けば、セッションが置き換わります。
作業内容は保存されますか。 いいえ。プレビュー版はプロジェクトも履歴も保持しません。残るのは、ご自身で出力した ファイルだけです。
インストール時に Windows が警告するのはなぜですか。 インストーラーが未署名のため、Microsoft Defender SmartScreen が「まだ認識されていない」 として警告します。ウイルス検査ではなく評価の確認です。 ダウンロード のページに、押すべき場所を示しています。
どんなデータが収集されますか。 ありません。AquaGrammar は開いたファイルを読み、指示された出力を書くだけです。公開の 場では匿名化したファイルを使い、サンプル名に個人名を含めないでください。
今後、機能は増えますか。 プレビュー版は意図的に 1 つのことだけを行います。次に何を作るかは、利用者の声で 決まります。プレビュー版を公開しているのはそのためです。ご意見は aquagrammar@aquaphotomics.com までお寄せください。
問題はどこに報告すればよいですか。 aquagrammar@aquaphotomics.com です。何をしていたか、表示された メッセージ、開いたファイルの種類(または同梱データ)、Windows のバージョンを お知らせください。