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  • アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナーシリーズ – ウェビナー#2

    アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナーシリーズ – ウェビナー#2


    録画 & 論文

    Interactions of Linearly Polarized and Unpolarized Light on Kiwifruit Using Aquaphotomics

    アクアフォトミクスを用いたキウイフルーツに対する直線偏光光と非偏光光の相互作用

    by Damenraj Rajkumar, Rainer Künnemeyer, Harpreet Kaur, Jevon Longdell and Andrew McGlone

    https://doi.org/10.3390/molecules27020494


    Investigation of Water Interaction with Polymer Matrices by Near-Infrared (NIR) Spectroscopy

    近赤外分光法(NIR)による高分子マトリックスと水の相互作用の解析

    by Vanessa Moll, Krzysztof B. Beć,Justyna Grabska and Christian W. Huck

    https://doi.org/10.3390/molecules27185882


    Changes in Water Properties in Human Tissue after Double Filtration Plasmapheresis — A Case Study

    二重濾過血漿交換療法後のヒト組織における水の特性変化 ― 症例研究

    by Felix Scholkmann, and Roumiana Tsenkova

    https://doi.org/10.3390/molecules27123947


    Water as a Link between Membrane and Colloidal Theories for Cells

    細胞における膜理論とコロイド理論をつなぐ存在としての水

    by by E. Anibal Disalvo, A. Sebastian Rosa, Jimena P. Cejas and María de los A. Frias

    https://doi.org/10.3390/molecules27154994


    親愛なる友人・同僚の皆さまへ

    このたび、アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナー・シリーズ 第2回 を開催できることを大変うれしくお知らせいたします。
    第2回は 11月10日(木)午後5時(日本時間) より開催され、英語での講演4件(日本語字幕付き)が行われます。各講演は約15分、その後5分間のディスカッションを予定しています。

    改めて、アクアフォトミクス初の特集号出版に多大なご支援をいただいた 月のしずく財団 に、心より感謝申し上げます。また、研究・プロジェクト・出版活動を含むアクアフォトミクスの推進全般にわたり、継続的なご支援を賜っていることに深く感謝いたします。

    講演の詳細は下記スケジュールをご覧ください。ウェビナーは Zoom にて開催され、どなたでも 無料 でご参加いただけます。参加ご希望の方は、下記の 「Sign up」フォーム からお申し込みください。

    皆さまのご参加を心よりお待ちしております!


    アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナー 第2回 – スケジュール

    • 開催日:2022年11月10日(木)
    • 開始:日本時間(JST)午後5時 / 中欧時間(CET)午前9時
    • 終了:日本時間(JST)午後6時30分 / 中欧時間(CET)午前10時30分

    PresenterTopic and Affiliation
    Damenraj RajkumarInteractions of Linearly Polarized and Unpolarized Light on Kiwifruit Using Aquaphotomics (Link to publisher)

    The New Zealand Institute for Plant and Food Research Limited, New Zealand 
    Vanessa MollInvestigation of Water Interaction with Polymer Matrices by Near-Infrared (NIR) Spectroscopy (Link to publisher)

    Institute of Analytical Chemistry and Radiochemistry, University of Innsbruck, Austria 
    Felix ScholkmannChanges in Water Properties in Human Tissue after Double Filtration Plasmapheresis — A Case Study (Link to Publisher)

    Biomedical Optics Research Laboratory, University of Zurich, Switzerland 
    Anibal DisalvoWater as a Link between Membrane and Colloidal Theories for Cells (Link to Publisher)

    Laboratory of Applied Biophysics, Applied Biophysics and Food Research Center (CIBAAL), Argentina
  • アクアフォトミス研究会 (11月23日~24日)

    アクアフォトミス研究会 (11月23日~24日)

    アクアフォトミクス研究会では、23日に公開講座、24日に研究発表会、25日に高野山研修旅行(希望者のみ)が行われます。24日のプログラムは近日公開予定です。詳しくは、下記のポスターをご覧ください。

    協賛

    参加登録URL:https://forms.gle/GyfauXBHkMhjewyw7

    Research

    PDF Download / PDF ダウンロード

  • アクアフォトミス公開市民講座 (11月23日)

    アクアフォトミス公開市民講座 (11月23日)

    尾崎先⽣、ツェンコヴァ先⽣による、⼀般の⽅を対象とした講演、研究者との交流、アクアフォトミクス研究所の⾒学ツアーを企画致しました。幅広い⽔の研究の歴史と未来について、参加者の⽅々と共に考えることを⽬的とします。是⾮お誘い合わせの上、ご参加下さい。

    協賛

    参加登録URL:https://forms.gle/CZDUhkfTREHp8KD28

    OpenLectures

    PDF Download / PDF ダウンロード

  • アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナーシリーズ – ウェビナー#1

    アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナーシリーズ – ウェビナー#1


    録画 & 論文

    Water Spectral Patterns Reveals Similarities and Differences in Rice Germination and Induced Degenerated Callus Development

    水のスペクトルパターンは、イネの発芽と誘導された退化カルス発生における類似点と相違点を明らかにする

    by Zoltan Kovacs, Jelena Muncan, Nobuko Ohmido, George Bazar and Roumiana Tsenkova

    https://doi.org/10.3390/plants10091832


    Correction of Temperature Variation with Independent Water Samples to Predict Soluble Solids Content of Kiwifruit Juice Using NIR Spectroscopy

    NIR分光法を用いたキウイフルーツ果汁の可溶性固形分含量予測における、独立した水試料による温度変動補正

    by Harpreet Kaur, Rainer Künnemeyer, and Andrew McGlone

    https://doi.org/10.3390/molecules27020504


    Identification of Stingless Bee Honey Adulteration Using Visible-Near Infrared Spectroscopy Combined with Aquaphotomics

    アクアフォトミクスと可視・近赤外分光法を組み合わせた無針蜂ハチミツの混入識別

    by Muna E. Raypah, Ahmad Fairuz Omar, Jelena Muncan, Musfirah Zulkurnain and Abdul Rahman Abdul Najib

    https://doi.org/10.3390/molecules27072324


    Aquaphotomic, E-Nose and Electrolyte Leakage to Monitor Quality Changes during the Storage of Ready-to-Eat Rocket

    アクアフォトミクス、電子ノーズ、電解質漏出を用いた即食用ルッコラの貯蔵中における品質変化のモニタリング

    by Laura Marinoni, Marina Buccheri, Giulia Bianchi, and Tiziana M. P. Cattaneo

    https://doi.org/10.3390/molecules27072252


    親愛なる友人・同僚の皆さまへ

    このたび、新しいアクアフォトミクス・ウェビナーを開催できることを大変うれしくお知らせいたします。本ウェビナーは、Molecules誌にて発行された 「アクアフォトミクス特集号 第1号 – 自然界における水分子システムの探究」 の締めくくりとして開催されます。この特集号は大変成功を収め、アクアフォトミクスの継続的な発展に寄与する最新の研究成果を寄稿してくださった多くの研究者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

    また、アクアフォトミクス初の特集号の出版に多大なご支援をいただいた 「月のしずく財団」 に、深い感謝と敬意を表します。同財団には、研究・プロジェクト・出版活動を含むアクアフォトミクスの推進全般にわたり、日頃から大きなご支援をいただいております。

    このような背景のもと、今回 「アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナー・シリーズ」 を開催する運びとなりました。本シリーズでは、月のしずく財団の支援を受けて出版された論文を中心に、研究成果をご紹介いたします。全2回シリーズのうち、第1回は 9月21日(水)午後5時(日本時間) に開催され、4つの講演(英語/日本語字幕付き)が行われます。各講演は約15分、その後に5分の質疑応答を予定しています。

    詳細なプログラムは以下をご覧ください。ウェビナーは Zoom にて開催され、どなたでも無料でご参加いただけます。参加をご希望の方は、下記の 「Sign up」フォーム からご登録ください。

    皆さまのご参加を心よりお待ちしております!


    アクアフォトミクス・ハーベスト・ウェビナー #1 – スケジュール

    • 開催日:2022年9月21日(水)
    • 開始:日本時間(JST)午後5時 / 中欧夏時間(CEST)午前10時
    • 終了:日本時間(JST)午後6時30分 / 中欧夏時間(CEST)午前11時30分
    PresenterTopic and Affiliation
    Zoltan KovacsWater Spectral Patterns Reveals Similarities and Differences in Rice Germination and Induced Degenerated Callus Development

    Full professor, Department of Measurements and Process Control Institute of Food Science and Technology Hungarian University of Agriculture and Life Sciences, Hungary  
    Harpreet KaurCorrection of Temperature Variation with Independent Water Samples to Predict Soluble Solids Content of Kiwifruit Juice Using NIR Spectroscopy

    Scientist, The New Zealand Institute for Plant and Food Research Limited, New Zealand  
    Muna E.RaypahIdentification of Stingless Bee Honey Adulteration Using Visible-Near Infrared Spectroscopy Combined with Aquaphotomics

    Postdoc Fellow, School of Physics, University of Science Malaysia, Malaysia
    Laura MarinoniAquaphotomic, E-Nose and Electrolyte Leakage to Monitor Quality Changes during the Storage of Ready-to-Eat Rocket

    Researcher, The Council for Agricultural Research and the Analysis of Agricultural Economics, Italy


  • ムンカン・エレナ(PhD)の准教授就任について

    ムンカン・エレナ(PhD)の准教授就任について

    ツェンコヴァ教授と
    ムンカン准教授

    ムンカン・エレナ(PhD)は、2022年6月1日付で神戸大学大学院農学研究科アクアフォトミクス研究分野の特命准教授に就任しました。

    ムンカン准教授は、2017年に日本学術振興会の特別研究員として神戸大学大学院農学研究科、当時の生体計測工学研究室に所属し、ツェンコヴァ ルミアナ教授(現在のアクアフォトミクス研究分野 特命教授)の指導のもとで、乳牛の非侵襲的乳房炎診断のためのアクアフォトミクス研究に取り組みました。2021年4月には新規に創設された神戸大学大学院農学研究科アクアフォトミクス研究分野の特命助教となりました。

    ムンカン准教授は、これまでに28編の査読付き論文を執筆し、国際会議での招待講演を8回行い、発表論文の年間被引用数は飛躍的に増加しています。

    2021年11月には、ツェンコヴァ教授と共に著書「Aquaphotomics for Bio-diagnostics in Dairy」をSpringer社より出版し、2022年1月のAmazon洋書売上ランキングの分光学部門で1位を獲得しました!

    Introduction by Springer

    https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-16-7114-2

    Publication articles in our website

    https://aquaphotomics.com/aquaphotomics-for-bio-diagnostics-in-dairy-first-aquaphotomics-book-to-be-published-in-december-2021/

    ムンカン准教授の昇進は、アクアフォトミクスへの多大なる貢献が大学から認められた結果です。

    ムンカン准教授は、真剣に根気強く研究に取り組む姿勢と、明るく気さくな性格を併せ持つ素敵な方です。研究分野を超えて世界中に広がるアクアフォトミクスを通じて、今後も彼女の活躍を見守りましょう。

  • 短波長近赤外分光法による地下水モニタリングのためのアクアフォトミクス

    短波長近赤外分光法による地下水モニタリングのためのアクアフォトミクス

    論文「Aquaphotomics for monitoring of groundwater using short-wavelength near-infrared spectroscopy」がSpectrochimica Acta Part A: Molecular and Biomolecular Spectroscopy誌に掲載されました。この論文は、神戸大学アクアフォトミクス研究室、ハンガリー農業生命科学大学アクアフォトミクスグループ、和歌山県橋本市の湯の里アクアフォトミクスラボの3チームが長期にわたる共同研究した成果によるものです。

    和歌山県湯の里アクアフォトミクス研究室では長期研究プロジェクトが行われており、2016年に最初の成果がTalanta誌に掲載されKovacs, Z., Bázár, G., Oshima, M., Shigeoka, S., Tanaka, M., Furukawa, A., Nagai. A, Osawa, M., Itakura, Y. and Tsenkova, R. (2016). 水質モニタリングのための総合マーカーとしての水のスペクトルパターン.Talanta, 147, 598-608.)、今回は最新の成果を発表しています。株式会社重岡のゆの里温泉では地下水を汲み上げており、2016年からこの研究による初のアクアフォトミクスに基づく水質モニタリングシステムを採用しています。また、民間初の「ゆの里アクアフォトミクスラボ」を設立し、研究の幅は食品、化粧品、土壌、人の健康、さらに音にまで広がっています。

    今回の論文では、従来の水のモニタリングの研究と比べ、温度や湿度といった環境要因に最も影響を受ける吸光バンドを除外することで、短波長の近赤外における水のスペクトルパターン(WASP)の頑健性を高め、統合的な水質マーカーとして使用できると示されました。

    また、水のマトリックス座標-WAMACs-の新たなバンド選択方法が紹介されています。水の第一倍音領域(1300 nmから1600 nm)における研究結果は数多く報告されていますが、アクアフォトミクスのウェビナーでも表面化したように、水の近赤外スペクトルの他の領域でのWAMACの選定は、研究者にとってまだやや難解なようです。この論文では、吸光バンドからWAMACを選択する過程と、600 nmから1050 nmの吸光バンドの割り当てが詳しく説明されています。

    湿度や温度の影響を受けるバンドを示し、それらを最終的にWASPから除外したことで、環境変化による「誤報」を効率的に防ぎ、毎日スクリーニングを行う様々なミネラルウォーターに対して堅牢でユニークなWASPを開発することができました。

    本論文は2022年5月11日より、下記のリンク先でオンライン公開されています。

    https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1386142522005273

    この研究では、温度、湿度、時間などといった環境要因による地下水のスペクトルパターンと水素結合への影響を、独自の方法で示しています。これらの影響に関わらず、我々は、モニタリング期間中、一貫した特異的スペクトルパターンをアクアフォトミクス解析により得ることに成功しました。これらの結果から、可視および近赤外スペクトルパターンは、水質の統合的マーカーとして、効率的かつ経済的な安定した水質モニタリング法にできることが明らかになりました。

  • アクアフォトミクス春季ウェビナー

    アクアフォトミクス春季ウェビナー


    アクアフォトミクス公式 YouTube チャンネルで録画を公開しました!

    ウェビナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。林教授のご講演を皆さまに楽しんでいただけたことと思います。

    お約束どおり、こちらにウェビナー録画のリンクをお届けします:

    字幕の言語を日本語や他の言語に変更することができます。

    • 字幕をオンにして、「設定」→「字幕」→「自動翻訳」→「日本語」

    ご質問がありましたら、コメントをお寄せいただくか、[email protected] までメールでお問い合わせください。

    また、これまでのウェビナー録画やアクアフォトミクスに関する多数の動画を YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/Aquaphotomics) でご覧いただけますので、ぜひチャンネル登録をお願いいたします!

    4月には新しいウェビナーを開催予定です。どうぞお楽しみに!


    親愛なる友人・同僚の皆さまへ

    このたび、新しいアクアフォトミクス・ウェビナーを開催できることを大変うれしくお知らせいたします。今年最初のウェビナーであり、春の始まりとともに、私たち全員にとって実り多い一年の幕開けとなることを願っています。

    今回は、東京工業大学の林智弘教授 をお迎えし、生体不活性材料の基盤となるメカニズムにおける水の役割 についてご講演いただきます。

    林教授はアクアフォトミクス国際会議の常連参加者であり、そのご講演は常に高度で刺激的な内容で知られています。

    講演の概要を以下にご紹介します。ウェビナーは Zoom にて開催され、講演1時間、ディスカッション30分の構成です。参加は無料で、下記の 「Sign up」フォーム からお申し込みいただけます。

    ウェビナーは 英語で行われ、終了後には録画が アクアフォトミクス公式YouTubeチャンネル で公開され、日本語字幕も追加される予定です。

    アクアフォトミクス春季ウェビナー で皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!


    講演者
    林 智弘 准教授(東京工業大学、日本)

    講演タイトル
    生体付着防止機構:バイオ界面における分子の挙動

    要旨
    生体分子の吸着や細胞・微生物の付着を拒む表面(防汚表面)は非常に高い需要がありますが、その基盤となるメカニズムの理解が不十分なため、設計は依然として困難を伴っています。私たちは、オリゴ(エチレングリコール)、両性イオン性、DNA、およびペプチドで修飾された自己組織化単分子膜(SAMs)の生体不活性機構について、界面における水分子の挙動を表面力測定および表面感受振動分光法によって調べました。

    生理条件下でSAM同士の相互作用を評価した表面力測定の結果、調査したすべての生体不活性SAMは水に起因する反発を示しました。対照的に、生体付着性のSAMは反発を示しませんでした。また、表面増強赤外吸収分光法によって、防汚性SAM近傍の水分子に特徴的な水素結合状態が明らかになりました。

    これらの結果は、界面の水が物理的バリアとして作用し、生体付着を防いでいることを示しています。

    日時:2022年3月15日(火)
    開始:日本時間(JST)午後5時 / 中欧時間(CET)午前9時
    終了:日本時間(JST)午後6時30分 / 中欧時間(CET)午前10時30分

  • Hengchang Zang

     

    Group leader: Prof. Hengchang Zang

    Affiliation: School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, China

    Research Topics: Process analysis technology, Near infrared spectroscopy, Aquaphotomics

    Contact: [email protected]


    NIRS is a modern analytical technique that makes use of the material information contained in the near infrared spectrum region and relies on chemometrics and computer technology to carry out qualitative and quantitative analysis of organic substances. It is one of the most important tools in PAT technology. NIRS has become one of the most rapidly developed new analytical techniques in the past decade due to its advantages of fast analysis speed, no pretreatment, no pollution, and simultaneous analysis of multiple components.

    Drug quality and its uniformity is one of the important basic characteristics of drugs, and it is the core of drug efficacy and drug risk management. Many advanced pharmaceutical companies have adopted NIR spectroscopy for quality analysis and control of the whole process. However, the application of NIR spectroscopy in the pharmaceutical field is still in the research stage, and the common problems of many methodologies need to be further studied and understood. It is necessary to conduct theoretical discussion and experimental research on how to integrate the implementation of engineering, drug registration regulations, and the restrictions of GMP clauses. The consistency of drug efficacy and the improvement of drug re-registration standards all need the support of NIR technology. Therefore, in recent years, our research group has been devoted to the theoretical exploration and application research of the application of NIR spectroscopy in the pharmaceutical field.

    Aquaphotomics related work

    Hydration plays an important role in the stability of protein structure and function. The dynamic characteristics of hydration play a key role in biochemical processes, including protein folding, enzyme function, and molecular recognition. Protein purification is affected by hydration and dehydration. We used NIR spectroscopy to study the morphological changes of the hydration layer around protein molecules and detected the network structure of hydrogen bond water around protein molecules by changing the protein concentration, thus providing theoretical support for the stability of protein structure.

  • アクアフォトミクス・ビギナーズストーリー

    アクアフォトミクス・ビギナーズストーリー

    あなたについて教えてください。

    酒井と申します。アクアフォトミクスを勉強し始めてから約一年経過した初心者です。もともと音楽の道を歩んでいましたので、アクアフォトミクスはもちろんですが、科学自体が0からのスタートでした。科学の勉強は中学生で止まっています。さらに中学生で学習していた内容もほとんど忘れています。

    開始してから約1年ということですが、いつから始めましたか?

    2019年の6月頃から週に数回来させていただき、正式には8月から来ています。

    学習していて困ったことはありますか?

    はい、全て真っ暗なところからのスタートですので、正直いうと、全てです。:) アクアフォトミクスは最新の研究分野ですので、初心者向けの日本語の本というものはもちろんありません。英語の論文は豊富にありましたが、英語もわからず、書いてある数式も読めず、全くわかりませんでした。

    どのように学習を始めましたか?

    まずは、実験の実践からでした。実験は、研究室の先輩に教えてもらいながら、行いました。実験はとっても根性が入りますね。気を抜くと、すぐに実験結果がおかしくなってしまいますので、解析する時に、無駄な時間を使ってしまいます。。そして、解析を始めました。Pirouetteという多変量解析ソフトを使って解析をしはじめましたが、もちろん全くわかりません。。。Pirouetteの日本語マニュアルを読み、多変量解析の雰囲気!を理解し、研究室で話をしていく中でPCAというものが大切だと聞いたのでそれができるように、ソフトの操作方法をマニュアルで学びながら実践していきました。あとは、研究室で週に一度ゼミがあるのですが、そこで先輩方のアクアフォトミクス分析を用いた発表で、分析の流れやキーワードを拾い、それを調べて、真似て、解析を行っていくことで少しずつ理解していくことができました。

    アクアフォトミクスに関してはどう思われますか?

    はい、とても素晴らしい研究分野だと思います。私は素人から始めましたので、素人目線ができるかと思いますが、名前がまず美しいと思います。アクアやフォトンというのはいい響きですね。アクアフォトミクスコンセプトで用いられる「水と光の相互作用」や「water mirror approach」といったものも美しいワードだと思います。

    あと、この世界では、水に関わるものが多く、またその構成要素である酸素と水素に関わるものも追加すれば、関係するものはほとんどではないでしょうか。その水と光を用いて情報を得ることは、今までにわからなかった微細な情報を得ることができると思いますので、科学がとんでもなく発展していくかと思われます。そのような分野に携われることができて本当に幸せです。

    これからの目標を教えてください。

    はい、まずは、実験設計からアクアグラムまでのアクアフォトミクス分析手法をきっちりと行えるようにすることと、そして、それを用いて新たな知見を一つ見つけることです。また、日本ではまだまだアクアフォトミクスの概念が広まっていませんので、啓蒙活動をしたいと考えています。もちろん、そのために、アクアフォトミクス分析手法とそれに関わる科学分野の正しい基礎知識の習得が必要と考えていますので、そちらも合わせて学習していきたいと思っています。あとは、もちろん英語が必要ですね。。

    アクアフォトミクスを始める方へ一年上の先輩としてアドバイスをお願いします。

    英語が読めなくて、科学も全くわからないという昔の僕へアドバイスするとすれば、とにかく実践です。アクアフォトミクス分析は、実験設計から始まり解析し、アクアグラムを作成という流れになっていますので、まず実験設計をしてみる。そして、実験してみる。そして解析してみる。そしてアクアグラムを作る。そして結論する。もしわからないことがあれば、英語論文には丁寧に手法が書かれていますので、なんとかして読む。また、アクアフォトミクスに関わる科学知識(例として近赤外分光法、ケモメトリックス、水の知識)を学習する。そしてこれらをひたすらやる!これしかありません。これだけ聞くと、根性論のように聞こえますが、アクアフォトミクスを理解していくにつれて、分析を続けていくにつれて、とても美しい結果が見えてくる時があります。この時が本当に最高ですので、ぜひ味わってみて欲しいです。

  • アクアフォトミクスを用いた浄水システムの浄化段階のモニタリング

    アクアフォトミクスを用いた浄水システムの浄化段階のモニタリング

    ※本ページは2020年に発表された論文「Aquaphotomics approach for monitoring different steps of purification process in water treatment systems」の日本語要約です。翻訳は岩井理路によるものです。

    1.要約

    現在、水質評価は物理化学的、微生物学的な指標の測定に基づいているがこれらは複数の試験を必要とし、高価で時間がかかる。アクアフォトミクスによる水質のモニタリングは水のスペクトルがあらゆる化学的・物理的摂動に敏感であり、水の状態を映し出すということを利用している。

    本研究では市販の家庭用水処理システム(浄水器)を用いて様々なろ過処理段階の水をサンプルとし、それらの近赤外スペクトルにアクアフォトミクスの手法を適用した。この手法の有効性は差スペクトル、多変量分類分析、そして水スペクトルパターンをアクアグラムによって視覚化することで示された。解析結果は一貫して、異なるろ過処理を行ったサンプルがそれぞれの特有のスペクトルパターンをもつことを示している。そしてこれらのパターンは水分子ネットワークの状態を特徴付け、それぞれの水処理の識別、処理ごとの浄化効率の追跡、浄水システムの性能モニタリングなどに利用可能である。

    2.研究方法

    サンプル

    本研究で使用する水サンプルは市販の浄水器(Proline Plus t-stage RO system, ESP Water Products, Carollton, TX)をもちいて精製された。図1に模式的に水処理のそれぞれの段階を示す(より詳細な図解は製造者のウェブサイト [22] で確認可能)。浄水器の水処理システムにおいては、水道水(W0)をまず三段階でろ過する(W1~W3)。ここでは、ポリプロピレン製のフィルターで5µm以下のチリやサビなどの浮遊物をこしとり、次に2枚のカーボンフィルターが有機物と塩素を吸着する。これら3枚のフィルターを通った水は逆浸透膜ろ過をされる。不溶固形物や重金属、バクテリア、ウィルスなどの不純物が薄い合成膜フィルムによりこしとられ、W4を生成する。逆浸透のあと、余分な塩類や望ましくない物質を含んだ廃液が機械から排出される(W4x)。浄化された水(W4)はタンクに貯蔵される(W5)。そしてココナッツ殻を用いて水に溶け込んだ気体や臭いが取り除かれる磨き上げの最終工程を経て飲用水(W6)が精製される。

    図1 本研究の水サンプル: W0-水道水, W1~3-3段階ろ過後の水, W4-逆浸透ろ過後の水, W4x-廃液, W5-タンク内の貯蔵水, W6-全水処理段階をへた最終精製水

    近赤外分光法

    水サンプルのスペクトル測定は、光路長1mm、波長範囲900nmから1700nmまで、8nmステップ、透過光モードで実施した。1つのサンプルにつき10回連続で取得した(各連続スペクトルは10の同時加算スペクトルの平均)。実験は、3日間で3回繰り返し、水サンプルは7種類(W0,W1~3, W4,W4x,W5,W6)、都度新たに調製したサンプルを使用した。合計210本のスペクトルを取得した。

    データ解析

    水のOH伸縮振動の第1倍音を解析するためにスペクトルは1300nmから1600nmまでの波長範囲を使用した。異なるサンプル間のスペクトルの違いを調査するために差スペクトルを計算し、主成分分析とSIMCA法による判別分析を適用した。

    ろ過処理過程での、水構造変化の詳細な特徴を調べるため、特定の水による吸収バンド(波長範囲6~12nm)のパターンを分析した。これらのバンドはWAMACS(水マトリックス座標)と呼ばれる。先行研究(Tsenkova et al.)において、さまざまな水分子種をカバーする12の特徴的な水波長範囲が定義されており、水の第一倍音領域の特徴的なスペクトルパターンを表すのに役立っている[7]。WAMACSの変動は水のスペクトルパターン(WASP)を表し、アクアグラムによって視覚化することができる[26]。レーダーチャート(アクアグラム)は異なる水分子構造に関係した12のWAMACSにおける正規化吸光度をサンプルごとに表示する。

    3.結論

    本研究により、様々なろ過処理段階の水をモニタリングすることへのアクアフォトミクスがもつ有効性が示された。アクアフォトミクスの手法を用いた水の近赤外スペクトル解析は微細でありながら検出可能で一貫性のある差異を示した。このスペクトルの差異は異なる種類のろ過処理を経たことによる水分子ネットワーク構造の変化に関係している。水分子ネットワークに対する物理化学的・微生物学的指標それぞれの変化が積み重なって与える影響を表す特徴付けに水のスペクトルパターンをもちいることができる。

    アクアフォトミクス近赤外分光法に基づくリアルタイムのオンラインシステムは、水の構造変化の検出に基づいて水質の変化を通知することで、浄化処理中および使用時の水質を監視するための効率的で実用的なアプローチを提示できる可能性がある。

    図2 解析に使用された1300nmから1600nmまでの近赤外(NIR)スペクトル(n=210)。
    図3 基本的なスペクトルの違いを表すサンプルの差スペクトル。
    表1 SIMCAの種別推定に基づくろ過処理過程の近縁度。
    図4 SIMCA分類モデルの識別力。ろ過処理過程の識別に重要な波長を示す。
    図5 アクアグラム表示によるろ過処理過程でのスペクトルパターン。
    W0:ろ過前の水道水 W1-W3:3段階ろ過の生成水 W4:逆浸透膜ろ過の生成水
    W4x:逆浸透膜ろ過の廃液 W5:貯蔵水 W6:磨き上げ後の最終生成水

    参考文献

     [7] R. Tsenkova, Aquaphotomics: dynamic spectroscopy of aqueous and biological

    systems describes peculiarities of water, J. Near Infrared Spectrosc. 17 (2009)

    303–313, https://doi.org/10.1255/jnirs.869.

    [22] EPS Water Products, Proline Plus five stage RO system, https://www.

    espwaterproducts.com/proline-plus-five-stage-ro-system/, (2019) , Accessed date: 1

    September 2019.

    [26] R. Tsenkova, Aquaphotomics: water in the biological and aqueous world scrutinized with invisible light, Spectrosc. Eur. 22 (2010) 6–10.